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少し笑える経済の小話、世の中の言葉の中に、誰もが憧れる言葉に『金持ち』と言う言葉があり、また『金回りがいい』と言う似たような言葉がある、ことこのサイトに訪れていただける皆様の中には、経済通、また経済の専門家も多数おいでなので、ある意味釈迦に説法という謗りは免れませんが、次の小話までお付き合いしていただければ幸せです。
で、この『金持ち』と『金回りがいい』と言う言葉には一見似たような雰囲気がありますが、実は私が見るにつけ、その共通点が見出せない、もちろん『お金』というキーワードと、少なくとも貧しいとか、貧乏といったマイナーな雰囲気を感じさせない、という共通点があり、それをもって、似たようなイメージに映るのだろうと、拝借いたします。
何が大きく違うのだろう、と考えれば、お金の運用スタイルがまるっきり違うのですね、つまりお金持ちとは、入って来たお金を如何に他所に出さずに、自分に蓄えるか、ですから、悪く言えば、お金はその場に留まり、動かない。
また一方、『金回りがいい』と言うことは、入って来たお金を、自分に溜め込むことをせず、用途は別としても浪費に費やすことですから、当然に『金持ち』にはならない、そこで今の現状の日本経済状況を考えた場合、今、日本は『金持ち』か『金回りがいい』かを考えれば、当然日本は『金持ち』であることは一目瞭然ですね、では『金回りがいい』という国はと考えれば、以前のアメリカ、そして今の中国と言えるのかもしれません。
その国の経済を活性化させるための方法として、よく金を回せといいます、一部のところに留まっていては、それ自体活性化することはありません、例えば、人間の身体に置き換えてみれば解るとおり、血液の循環のよううに常に身体を回り続けることにより、肉体が維持される。
これは、通常の企業ビジネス社会においても当たり前の話で、例えば物を作り、お金をもらう、そして、それを元にまた作り、また売るという循環を繰り返すことで会社並び企業は維持できる、そしてお金はその時に使われる、通行手形とでもいえるでしょう。
そこで、すでにお分かりの方は笑って聞いて欲しいのですが、『少し笑える経済の話』を紹介したい。
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時に、東ヨーロッパのとある町。雨にぬれる小さな町は活気がなく、すっかり寂れていた。
人々は借金を抱えて苦しい生活をしているのだ。
その町へ、一人の旅人がやってきた。そして町に一つしかないホテルに入ると、
受付のカウンターに100ユーロ紙幣を置き、部屋を選ぶために2階へ上がって行った。
ホテルの主人は100ユーロ紙幣をひっつかんで、借金返済のために肉屋へ走った。
肉屋は同じ紙幣を持って養豚業者へ走り、100ユーロの借金を返した。
養豚業者はその紙幣を握ると、つけにしてある餌代と燃料代を払うために販売業者に走った。
販売業者は100ユーロ紙幣を手にすると、 この厳しいご時世にもかかわらず、つけでお相手をしてくれる
町の遊女に返そうと彼女のもとに走った。遊女は100ユーロ紙幣を懐にしてホテルに走り、たびたびカモを連れこんだホテルに借りていた部屋代を返済した。
ホテルの主人は、その100ユーロを受け取ると、紙幣をカウンターの元の位置に置いた。
ちょうどそのとき、部屋をチェックして2階から降りてきた旅人が、どの部屋も気に入らないと云って
100ユーロ紙幣をポケットにしまいこみ、町を出て行った。
誰も稼いでないけど、町中の誰もが借金を返し終わり、町は活気を取り戻した。
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と、妙に、経済の本質、そして『金回りがいい』ということが、本来あるべき経済の姿を象徴していようですね。
金持ちを増やすことが国の目的ではなく、如何にお金を回転させるかを少しでも工夫するのが企業人のみならず、特に日本の政治家は考えることが大切でしょうね。
ではまた・・・・・・