結婚披露宴主賓の祝辞(勤務先社長)
会社の社長が主賓としてお互いのカップルにあまりに同僚のような気軽な挨拶はできませんが、かといってあまりに賑々しくしかも慣用句ばかりを並べ立てて、白々しいくも聞こえるようでも昨今の風潮には似合わないかもしれません。
とはいえ、祝福と今後の家庭生活を円満に執り行うことを気持をこめ、できれば自分のエピソード等を交え、親しみやすい祝辞にしてもいいかもしれませんね。
勤務先社長の祝辞(主賓)スピーチ例
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園田清典さん、藤堂清美さん、そしてご両家の皆様、この度は誠におめでとうございます。
ただ今ご紹介にあずかりました、清瀬和己でございます、新婦の清美さんが勤めます、株式会社○○物産の社長を務めさせていただいております。
清美さんのポジションは総務課の主たるメンバーの1人で、その清楚な振る舞いと事務処理能力は上司の課長も舌を巻くほどでございます。
また、私も清美さんとフロアーが同じですから、ついついお願い事をしてしまうことが多く、社長の補佐官とまでみんなに呼ばれているそうです。
そして伺うところによれば、合気道の有段者とのこと、私も学生の頃より剣道を趣味としておりますので、やはり有段者同士として本当に嬉しくも心強くも思いました。
また、やはりその清楚な雰囲気は我が社のマドンナとも賞され、男性の心を釘付けにしていたようです。
しかし、我が社には彼女を射止めるほどの男性は現れなかったのでしょう、園田清典さんという、すばらしいこの旦那さまでは致し方ないかもしれません。
しかるに清美さんはこれからしばらくは家庭に入るとのこと正直残念ですが、楽しくも心温まる家庭を築き、元気なお子様に恵まれることをお祈りいたします。
常日ごろの私の口癖ですが、人は1人では生きて生けないのもです、まして夫婦となってやっと一人前と私は考えます、会社も同じです、社員同士が力を会わせることから始まります。
夫婦が手を取り合ってお互いのベクトルが重なり合うことで1+1は2ではなく、3にも4にもなっていきます、助け合うことの本当の意味と本当の苦労はこれから実感することでしょう。
本当の幸せを求めるということは、一つの苦労を乗り越えたらまた一つの苦労が待ち受けているのもです、そしてまたそれを繰り返します、それは鋭敏な山々を踏破すること似ています。坂の上の雲を目指し頑張るようなものです。
私において僭越ですが、妻がいたからこそ、妻と幾多の苦労を乗り越えたことが、ここまでの私があると思っています、助け合う心抱き会う心が必ずやお二人にあるかぎり、幸せな人生をおくることでしょう。
末永い幸せを心よりお祈り申し上げます。 この度はおめでとうございました。
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