取引先関係(社長)への弔辞
弔辞を代表して述べる場合、故人との生前付き合いの度合いによりますが、単に弔辞の慣用句だけを繰り返すのではなく、故人人柄などを具体的なエピソードを交えまた、それまでの業績や成し遂げた仕事に対し賞賛した弔辞にすることも大事ですね。
下記の弔辞は友達をイメージした弔辞ですが、いくら友達とは言っても最低の礼儀を欠かさない弔辞にしてください。
取引先社長への弔辞
○○○コンサルタント株式会社、故・○○総一郎様の御霊前に、謹んで哀悼の意を捧げます。
先日の○○社長の訃報に接し、驚愕と悲嘆に喘ぎ一時我を忘れる思いでした、それほど○○社長とは若いうちから昵懇の中でしたし、郷里も近く家庭同士の付き合いもさせていただいておりました。
入社した会社に違いがありましたが、同じく東北の片田舎から就職列車にゆられ、上野駅で互い楽しい将来を誓った中でした。
仕事の休みを利用しては、あちこち出向き、一番の思いでは、あなたの奥さんに有楽町で出会った時でした、○○デパートに勤務なされ、お互いに一目惚れし、しかし男前だったあなたに軍配が上がりました。
しかしそれからも3人付き合いが続き、またあなたはいち早く先見の目で会社を設立し目を見張るような勢いでこの今ある○○コンサルタントを築き上げました。
遅ればせながら、私も程なく会社を興し現在に至っておりますが、しかしあなたの心温まる援助があってのことでした、今の自分がこうしていられるのもあの時の援助があってのことです。
一生忘れることはないでしょう、しかし繰り返しですが残念、無念の極みです、それに増してもご遺族様の心境はいかがばかりと存じます。
ここに深く生前の御礼を申し上げ、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
最後に、○○君・・・・僕もそのうち会いに行く、しばらくの辛抱だ黄泉の国で遭おう、好きなカラオケでも一緒に歌おう。・・・・待ってくれ・・・・