退職社員送別会で送る挨拶
定年退職に限らず、退職していく人々を見守るのは、やはり寂しいものです、まして定年退職となる、長年苦労なされた、人生の先輩諸氏を見送るのは、一人の方の人生に区切りをつけたような、そんな侘びしさも当然ありますね。
とはいえ、この長寿日本においては定年60歳としてもまだまだ長い人生が残されています、定年退職は単に人生の区切りと考え、第二の人生を明るく希望に燃え生き方をしたいものです。
定年退職者送別会での送る挨拶のポイントとしては、人生の先輩に敬意を表し、長年の功績をたたえ、かつ、退職して会社や後輩たちとの縁が切れるのではなく、これからも長い付き合いが続くことを話してくださいね。
定年退職者送別会での送る挨拶 挨拶例
この度の佐藤○○さんの定年退職にあたり、一言ご挨拶を申しあげます。
ご存じの通り、佐藤さんは当社一筋四〇年の大ベテランで、思い起こせば、高度成長の昭和の四〇年代、そして、それに続く、オイルショック、そしてバブル期の到来そして崩壊、その中にあっても、ひたすら当社のために尽力をおしまず、身を粉にして奮闘なさいました、まして後進の指導にたいしても、佐藤さんの人柄が効をそうし、有能な後輩を多数育て上げられました、特に営業分野における実績と行動力は当社のみならず、取引先においてもその手腕が話題になったぐらいです。
私、個人としても兄のような存在で、先代の社長と共に叱咤激励された中なので、この退職の日を迎えることがどんなにか寂しいことかを解っていただきたいと思います。
しかし、必ずやくる退職でございますし、佐藤さんの四〇年間の疲れを癒す時がめぐってきたと考えればそれも致し方ないことかもしれません。
長年の疲れを癒し、第二の人生をこれからゆっくり考えたいとお思いと伺いましたので、会社として、個人としてこれ以上お引き留めすることもできません。
佐藤さん、長い間本当にお疲れさま、当社のために尽くしていただいて、ありがとうございました、ここをあなたの我が家と思い、いつでもお元気なお顔をお見せください。