他社訪問のマナー
ビジネススピーチのマナーは決して社内のみならず、他社訪問の場合もあります、特に営業においては、『営業マンの心得』として、一番重要なことです、商品の知識や営業における、テクニック以上に重要な部分になります。
このビジネスでの他社訪問マナーを拾得することが出来れば、営業マンとして、のみならず、社会人としてほぼ、80%は成功したといっていいでしょう。
他社訪問マナーを確立できる人間はビジネス社会、ならびに私的な人間関係においても成功する確率が高いとまでいわれています、特に新入社員の方々においては、戸惑うことが多いかもしれない、ビジネスマナーの基本ですが、是非、会社の為などと、安易に考えず、将来の自分の為と心して、しっかり拾得してほしいものでです。
他社訪問のマナーの基本
■ 出来るだけ約束をとってから訪問する(アポイントは大事)
他社を訪問する場合の条件として、突然に出向くのは迷惑でありまた失礼にあたります、飛び込みの営業もあることはありますが、それでビジネスがうまくいく確立は非常に少ない。
通常では、他社を訪問する場合、遅くとも3〜4日前までに面会の約束(アポイントとる)をしておくことがいいでしょうし、多忙な相手方の場合、もう少し前から約束をしておくことが必用な場合もあるかもしれません。
当然に、こちらから訪問を申し出る場合は、
『御社のスケジュールにお合わせいたします』というのが基本です。
また、相手が役員や、重役の場合は、直接ではなく、秘書や広報、総務などを通してください。
約束のやむを得ない変更に陥る場合もありますが、その場合は出来るだけ早めの連絡を心がけ、相手方に相談するという姿勢で変更を願い出てください、事故や渋滞での遅刻の場合は、どれくらい遅れるのか、しっかり連絡を入れましょう。
しかし、他社訪問の場合、せっぱ詰まっての訪問の場合もあります、このような急な面会の場合や約束無しで出向く場合は、
『約束無しでの突然の訪問をお許しください』としっかり詫び、
『○○様にお取り次ぎお願い出来ませんでしょうか?』と依頼してください。
■ 受付においては、社名、個人名、訪問先、約束時間を伝える
無事に、訪問を承知いただいたら、まず、受付において帽子やマフラーならびコートなどを着用していたら、まずそれらを取ります。
始めに、自分の会社名前、誰に(所属のだれに)、何時に約束をもらっているかを伝えます。
『○○会社の、鈴木○○と申します、製造課の○○課長に今日2時とのお約束を頂いておりますので、お取り次ぎの程をよろしくお願い申します』
■ 応接室などに通された場合は、末席にて待つ
まず、応接室などに案内されたら、身だしなみを整えましょう、携帯電話の電源は切りましょう、切れない場合は必ず、マナーモード!!
室内では出来る限り、末席を選び、ビジネスバックは必ず、椅子の下に置き、机の上に上げるような真似はしないでください。
■ 用件は簡素に、そして長居は禁物
相手が顔を見せたら、立ち上がり、必ず相手の目を見てください、この行為が出来ない人が実は多いのです、詳しくは後日に譲りますが、この相手の目をしっかり見ることができる人間は成功するといわれています。
相手の目をみて、まずは
『この度お忙しい時間を頂戴しありがとうございました』とお礼を述べます。
始めてであれば、名刺を差し出し、名刺の差し出し方は、立って片手で持ち、もう一方の手で軽く添え、
『○○会社の○○総一郎と申します』と名乗り、相手も名刺を差し出したら、相手の文字の部分を持たないように、両手で受け
『ありがとうございます』と申し述べ、相手の役職と名前を確認し、変わった名字や読みにくい漢字方もお出でですから、素直に
『失礼ですが、○○様とお呼びするのでしょうか?』のように訊ねても決してマナー違反にはならない。
名刺の交換が終わったら、『どうぞおかけください』といわれるまで、座ってはいけません、また上座を進められる場合もありますが、この場合は辞退しないで、
『ありがとうございます』と言って上座に座ってください、この場合は遠慮する必用はありません。
ビジネス用件は要領よく、簡素にまとめてください、一方的に話しかけるのではなく、相手の態度に合わせたビジネストークが必用です。
また、ビジネストークはあなたの会社を代表しているわけですから、自分個人の印象のみならず、企業としての好印象をもたれるよう心がけたいのもです。
そして、用件が済んだら、
『今日は忙しい時間を頂きたいへんありがとうございました、今後ともよろしくおつき合いのほどをよろしくお願い申します』等のお礼をのべ、速やかに退出します。
※ 上記が一般的な、ビジネスにおける他所訪問のマナーですが、一見単純そうに見えますが、ビジネスマンにおいては、これがまず営業における最大の難関ともいわれています。